心構え

緊張して頭が真っ白になった時に乗り越えられる考え方と対処法

人前で話をしようとすると緊張して頭が真っ白になる・・。そんなお悩みを持つ人はいませんか?

ヨウコ
ヨウコ
私は幼稚園教諭3年目、卒園式の司会を任されました。当時の私にとって200人を超える人の前で話をするなんて・・心臓が飛び出そう。練習でも緊張で頭は真っ白になり進行が詰まってしまっていました。

卒園する子とご両親にとっては一生に一度の卒園式。

間違うわけにはいかないと強く思えば思うほど頭が真っ白、何を話しているのか分からなくなって・・

そこでここでは、私が緊張から頭が真っ白になった時におこなった対処法と緊張を乗り越えるために効果的だった方法をご紹介したいと思います。

頭が真っ白!どうしよう!そんな時にはこう考えよう

緊張して頭が真っ白!そんな経験をすると人前に立って話すのが怖くなるものですよね。

私は幼稚園教諭時代、お誕生会や参観、卒園式など・・何度も頭が真っ白になる経験をして行事が怖くなってしまうほどでした。

”落ち着け!大丈夫!”そんな風に自己暗示をかければかけるほど緊張は高まり、頭は真っ白に・・

自分で自分にプレッシャーをかけていたのが今ならよーくわかります!そんな私が緊張に対する考え方が変わったエピソードをお話ししますね!

《緊張に対する考えが変わったエピソード》
卒園式の司会を任された私は何度も練習し、台本なしでも話せるほどになりました。

でも、リハーサルでは緊張してはいけない、失敗してはいけないという思いが強く言葉に詰まってしまう。。そんな私にベテラン先生がこんなことを言ってくれました。

「緊張するって悪いことだと思ってない?緊張するって悪いことじゃないのよ。緊張するのはそれだけ真剣だってことだから。あなたが良い式にしようと真剣に頑張っているのは子供や保護者にも必ず伝わるのよ。だから大丈夫。緊張は真剣な証拠!」その言葉に気持ちが楽になったのです。

そしていざ本番。できる限りの準備をして臨みました。それでも頭は真っ白になり言葉に詰まることもありました。

でも、奇跡が起きたんです!

式が終わって数日後、私に園長先生が「卒園式の保護者の〇〇さん、先生の司会褒めてたわよ。一生懸命子供を思う気持ちが伝わったって。この園の先生は若くてもみんな真摯に向き合ってくれるから安心ですって。」その保護者は3人兄弟のお母さんで、2人目のお子さんの卒園式の保護者でした。

やっぱり想いって伝わる!そう思った瞬間でした。

この経験は私に人前で話す自信と想いは伝わるんだという自信をくれました。緊張するのはいけないことだと思いがちです。

でも緊張するのは見方を変えれば、向き合っていることに対する真剣だという証拠だと思うのです。

それから私は頭が真っ白になった時はこう考えるようになりました。

真剣に向き合っている証拠きたー!私の真剣な想いが伝わる準備が出来た!それからは緊張を悪者にするのではなく、味方なんだと思うと気持ちが落ち着くようになり真っ白になることも減っていきました。

本番で頭が真っ白!そんな時の対処法

頭が真っ白になることが少なくなった私ですが、真っ白になるとなかなか思い出せないことは続きました。

「どうしよう・・思い出さなきゃ」そう思えば思うほど何も浮かばず目が泳ぎ台本を見てもどこまで進んだか分からない。

そこでいつもスラスラ上手に話す先輩先生にどうしたらそんなにスラスラ話せるのか聞いて見ました。わからないことはわかる人に聞くのが一番早いです♪そこで目から鱗の話が聞けました。

《話し上手な先輩との話》

私:「先生はなんでいつもスラスラ上手に話ができるんですか?緊張して頭が真っ白になることとかありませんか?」
先輩:「えー!いつも緊張して忘れちゃうよ。」
私:「え!そんな感じしないです!気がつかなかったです!」
先輩:「私、緊張したら緊張してますって言っちゃうからかな。忘れちゃったら忘れちゃっても思い出しまーす!と言いながら話し続けちゃうから気がつかれないのかもね」
私:….

この話は当時の私にとって目から鱗のびっくり出来事でした。

緊張していることを言ってしまっていいのか?という衝撃です。それまで私は緊張は隠すもの、緊張は人に気づかれてはいけないと思い込んでいたので。でも、その縛りは自分をより緊張させていたんですよね。

それから私は真っ白になっても話を詰まらせる事なく続けることができるようになりました。

緊張していたら緊張しているといえばいいんだと思うんです。頭が真っ白になったら、今思い出しますね!って言えば、場の雰囲気も和みますし、何より自分の肩の力が抜ける。頭が真っ白になったらそれを口に出す。肩肘張らずね!

まとめ

緊張して頭真っ白になると、どうしていいか分からなくなるのが不安ですし怖いですよね。

それは乗り越えるための考え方が分からなかったり対処法を知らないからだと思います。

今回はかつて緊張して頭が真っ白になっていた私の体験談をもとに、乗り越えるための考え方と対処法をお伝えしました。

緊張は真剣に向き合っている証拠、真剣な想いを伝える準備が出来たんだ!と思うと心が軽くなって緊張を味方に感じませんか?

真っ白になったら隠すのではなく、言葉に出して認めて言葉にしちゃってください。きっと肩の力が抜けて話を思い出すことができるようになると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。次回も話し上手になるブログでお会いしましょう。