心構え

話し上手は聞き上手!聞き力を高めて価値ある話を提供しよう

こんにちは!私は長年人前でスピーチをするのが苦手でこんなことを思っていました。

ヨウコ
ヨウコ
「人に伝えられることなんてないから・・」「平凡な毎日で特に変わったことも成功体験もないから人に話せることなんてないわ・・」

そんな風に感じて人前で何を話したらいいか分からないと思っていました。

でも実は話の上手な人は毎日特別な日を過ごしていたり、ものすごい成功体験をしているから話せるわけではないんですよね。話し上手な人は聞き上手だから価値ある話ができるんだって思います。

そこで今回は話し上手な人がどのように話す内容を見つけているのか?聞き手に価値を提供しているのか?についてご紹介していきたいと思います。

話し上手は聞き上手!話の題材を聞き取ろう

皆さんは話の上手な人とはどんな人をイメージしますか?堂々とわかりやすく話す人でしょうか?それともスラスラ流暢に話ができる人でしょか?私の話し上手だと思う人の定義には、”相手に気付きや感動、やる気など気持ちに変化を与えることができる人”があります。

ヨウコ
ヨウコ
では質問。相手の気持ちに変化を与えるにはどんな話をすればいいと思う?
マコちゃん
マコちゃん
えー!分からないなぁ。そもそも相手によって聞きたいことって違うだろうし ・・
ヨウコ
ヨウコ
そうよね。じゃーどうやって話す内容を考えたらいいかしら?
マコちゃん
マコちゃん
うーん。話を伝えたいと思っている相手に聞くのがいいのかな?聞く人が何を聞きたいか、どんなことに困っているかが話のネタになるかな?
ヨウコ
ヨウコ
そうよね。私たちは話したい相手がいてその人に向かって話をするのだから、聞く人が聞きたいことを話すことが大切なのよね!

話し上手な人は自分の話したいことを思いのまま話しているわけではないんです。なんと!聞き力(リサーチ力)に優れていて普段から人の話に興味を持ち、どんな環境の人がどんな悩みを持っているのか?を聞いて話の題材を蓄積しているのです。

そして聞いた内容に関して日々自分で考えたり興味を持って調べたり、それを題材に話を構築しています。

だから、いざ話をする時は、その時集まる人に合わせて相手が求めることを話せるのですね。ここで一つ私の友達の聞上手エピソードをご紹介します。

《私が見つけた聞き上手エピソード》

友人でアクセサリー作家のMちゃん。独身の彼女が作るアクセサリーはスワロフスキーを使ったピアスや指輪、ネックレスが中心でキラキラとても素敵なものばかり。お客様の多くは若い女性です。

そんな彼女がある時、スワロフスキーでデザインした携帯カバーを販売していたのです。アクセサリー一筋だって彼女に理由を聞くと、「だってママはアクセサリーなかなかつけられないけどキラキラしたもの身に付けたいって言ってたでしょ?だからいつも持ち歩く携帯のカバーがキラキラしてたら喜ばれるかなって思ったの」と教えてくれました。

彼女は以前私が話した話を覚えていてくれたのです。彼女の携帯カバーは私を始めた多くのママに喜ばれました。この話は聞き力を仕事に生かした一例だと思います。

このように聞き力が高いと話し上手になるのはもちろん、相手の求めることにも気がつき仕事に生かすこともできるのですね。

聞き力を高めて価値ある話を提供しよう

皆さんは聞き力が高い人には共通点があるのを知っていますか?これは逆に考えると話しやすい人の共通点ということだと思います。

私が話しやすいと感じる人は皆さんあいづちがうまく質問力が高い人です。ここで私が感じた聞き上手エピソードをご紹介しますね。

《私がすごいと感じた聞き上手エピソード》

友人のAちゃん。彼女と話をしていると悩んでいることやまだ自分でも曖昧な感情をいつの間にか話していることが多いです。理由は彼女が私の話を興味を持って聞いてくれて、聞きながらそれでそれで?とあいづちを打ってくれたり、その後どうしたの?と続きを促すような質問してくれるので話しやすくて思ったことや本音をどんどん言えるからなのです。

最初は気がついたらペラペラ込み入ったことまで話していた自分にびっくりしました。彼女はなんでも話せる親友です。何はともあれAちゃんが良い人で良かったです(笑)

ヨウコ
ヨウコ
あいづちと質問をうまく取り入れることで聞き力は高めていくことが出来るのね。

聞き力を高めることが出来るだけではなく、相手との距離感も近づき仲良くなることが出来ますね。

マコちゃん
マコちゃん
それに聞き力を使って聞いた話は相手の本心を引き出していることが多いから、聞き手に聞いて良かった!役に立った!と思ってもらうことが出来る価値ある話の題材にも出来るわね。

確かに価値ある話とは聞き手が聞いて良かった!役に立った!と思ってもらえること、悩み解決の手がかりになったり、気持ちが楽になるような話なので、聞き力を使って聞いた話は価値ある話の題材になりやすいと思います。

言ってはいけない話は別として、本音データはたくさん集めて話の題材に蓄積しておくと良さそうですね。

また、聞き手に価値ある話をプレゼントするにはもう一つ大切なことがあります。それは”聞き手のニーズに応えた話をすること”です。

例えば、1歳から2歳くらいの子供を持つママに子供の言葉がいつ出るのか?心配しているといった話を聞いていたとします。

そこで1歳から2歳の子供を持つママ向けに子供の言葉についての話を自らの子育て経験を織り交ぜながら話をしたとします。

すると聞き手のママは興味を持ち集中して聞いてくれるでしょうし、内容で良いと思ったことがあれば取り入れようと思ってくれると思います。

でも、同じ話を婚活中の女性に話したらどうでしょう?いずれ子供を希望していたとしても子育てママと同じようには聞いてもらえないと思います。なぜなら婚活中の女性が”今”聞きたいことではないからです。

大切なのは聞き手のニーズにあった話であることです。聞き手に何かしらの気づきややる気をプレゼントできれば、話題は日常生活に起きたことや既にあなたが経験した何気ない出来事で良いのです。

まとめ

いかがでしたか?話し上手になりたいと思うと意識は話すことばかりにいきがちです。

しかし話し上手になるためには、まずは聞き力をつけ聞いてくれること!そして相手のニーズをしっかり捉えて話すことが大切なのですね。

話の内容は特別なことでなくて大丈夫です。日常の小さな出来事やあなたが既に経験した体験談やそこから感じたことなどあなたにとっては何気無いことが誰かの役に立つことや知りたいことだったり、気づきややる気を引き出すことだったりするものです。

今回は話し上手は聞き上手!聞き力を高めて価値ある話を提供しようをテーマにお伝えさせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。また次回話し上手になるブログでお会いできるのを楽しみにしております。