スピーチ

共感する人はどんな人?共感を呼ぶ話し方とストーリーの作り方

こんにちは!私たちが誰かの話に心惹かれる時とはどんな時でしょうか?

マコちゃん
マコちゃん
興味のある話を聞いている時や学びたい内容の話だった時かな。話の内容に興味がある場合や知る必要があることは聞いておこうって思うわ。

確かに話への興味や内容は大切ですよね。でも実は、それだけでは私たちの「心」は夢中にはならないですよね。

私たちが夢中になって話を聞いている時、それは話し手が「共感を呼ぶ話し方」をしている時だと思います。

そこで今回は共感を呼ぶ話し方で相手の心を惹きつけようをテーマに共感するとはどういうことなのか?また共感を呼ぶ話し方とストーリー作りのコツについてご紹介したいと思います。

共感する人はどんな人?

あなたは誰かの話に共感したり感動したことはありますか?私は何度もあります。特に子供を持ってからは、子育ては楽しい反面、悩みや不安も多くその思いに共感してくれる同じ子育てママは戦友のように感じています。

また先輩ママの経験談には何度勇気をもらったことか・・。不安が小さくなり、私も頑張ろう!と思ったものです。このように私たちは自分と同じ立場を経験している人の話は特に共感しやすいのかもしれません。

《私が共感を感じた子育てエピソード》

2歳近くまで母乳を飲んでいた息子。食が細くて2歳近くなっても離乳食のような食事しか食べませんでした。

初めての子育てで不安も多かった私はこのままあまり食べず大きくならなかったらどうしよう・・そんな不安を抱えていました。

そんな時、2歳上の男の子を持つ先輩ママに不安を打ち明けたところ「うちも心配してたけど、母乳やめたらものすごく食べるようになったのよ!」
と体験談を話してくれました。

その話を聞いて、不安がすっと和らぎ元気になったのを覚えています。その後母乳をやめてから息子はモリモリ食べる子になりました。

他にも、嬉しかったり面白かったり、前向きな感情が話を聞いて湧き上がってきた時、私たちの心は共感したと感じるのではないでしょうか。

このように私たちは心が良い方に動いた時、相手に共感するのだと思います。それは心のどこかにあった願望や思いを相手が代弁してくれたと感じるからなのかもしれませんね。

では逆に話していることは分かるんだけど共感できないなぁ、なんだかモヤモヤする、疲れる・・そんな感情になる時とはどんな時でしょう?

マコちゃんとヨウコの会話から探っていきましょう。

マコちゃん
マコちゃん
すごく嫌な感情、例えば内容はわかるんだけど、話を聞いた後なんだかモヤモヤするとか、疲れたなって心が感じた時は共感していないのかな?
ヨウコ
ヨウコ
わかる!そういう場合って大抵話し手が上から目線で話している時が多いよね。上から目線で話をされると、たとえ言っていることが正しかったり分かる!と思うことでも共感できないよ。それに嫌な感情で心が動いた場合は共感できないばかりか疲れてしまうの・・・
マコちゃん
マコちゃん
そうよね。じゃあ共感するって相手の話からプラスの感情に心が動かされた時起こることね♪
ヨウコ
ヨウコ
確かに!だから共感する話し方をするとは聞き手にプラスの感情をプレゼントするような感じがするのね♪

このように私たちが話を聞いて共感する時、心が惹きつけられる時とは、単純に話の内容に興味があったからとか、学びたいと思っていたからだけではないのです。

多くの場合は話を通して前向きな感情や心の中にあった言葉に出来ないでいた思いを話し手が教えてくれたからなのです。それが「共感」なのですね。

共感されるポイント

私たちは「心が前向きに動いた時」共感します。それは心の中にある思いをプラスの感情で話し手が教えてくれるから。相手に共感してもらうには聞き手が前向きになれる言葉や話し方をすることが大切なのです。

共感を呼ぶ話し方とストーリーの作り方

では次に共感を呼ぶ話し方のコツを2つお伝えします。この2つのポイントを頭に置きながら話を構築すると想いが聞き手に伝えやすくなりますのでぜひ取り入れて見てくださいね。

①「僕たち・私たち」という言葉を多用しながら話をする

②ストーリー性を持たせて話をする

一つ一つ見ていきましょう。まず①「僕たち・私たち」という言葉を多用しながら話をするについてです。

人間には「社会的欲求」という生まれ持った欲求があります。これは何かに所属したい、仲間が欲しい、そう言った欲求になり誰でも持っているものです。そしてこの欲求を満たす言葉というのが「僕たち・私たち」という言葉になるのです。

例えば主婦が主婦向けに毎日食事のメニューを考えるのが大変!と言った話をする場合、ただ「主婦は毎日食事のメニューを考えるのが大変ですよね!」と言ってもなんだか他人事で軽く聴こえてきますが、「私たち主婦にとって毎日の食事メニューを考えるのは大変な事ですよね!」と言われるとどうでしょう?

マコちゃん
マコちゃん
とても身近で自分ごとになるわ!それに「そうそう!それで?何か対策があるの?」と先の話が気になってくる♪

このように相手と自分の共通点を強調すべく「僕たち・私たち」という言葉を何度も使う事によって自分への強い共感を生む出すことができるのですね。

次に②ストーリ性を持って話をする、について見ていきましょう。人間が心が動く時とは感情が動く時だという話をしました。

ここをもう少し掘り下げて感情が動く時とはどんな時かを考えて見たいと思います。

実は人の感情を動かすのに大切なことは想像力を書き立てる描写です。私がよく感情を動かされる例をご紹介します。

《情熱大陸は深い共感を呼ぶ話》

私の好きな番組に情熱大陸があります。番組の内容は様々な分野のがんばる人、輝く人に密着してその人の生き方や大切にしていること、魅力を30分にまとめたものです。

1人に密着して話が展開されていて、毎回私はその日の主人公の生き方や大切にしていることを想像して自分が同じ立場ならどう思うかなと感じながら見ているので、感情が動き自然と共感しているのだと思います。

多くの人は大勢の人の掻い摘んだ話を見たり聞いたりするよりも、だれかの人生やストーリーのある話をじっくり見たり聞いたりする方がより強く感情を動かされるものなのです。

ヨウコ
ヨウコ
伝えたい想いを持ったきっかけをストーリーにして話したり、人間味が見えるエピソードを話の中にいれていくと相手に共感してもらいやすくなるわね♪

まとめ

いかがでしたか?今回は共感を呼ぶ話し方で相手の心を惹きつけようをテーマにお伝えしました。共感するメカニズムやそれを活用した話し方のコツ、話の構築方法はご理解いただけましたでしょうか。

この記事が共感してもらえる話し方をしたい!そのためのコツを知りたい!と思っている人のお役に立てれば嬉しいです。

今回はここまでになります。最後まで読んでくださりありがとうございました。次回も話し上手になるブログでお会いできるのを楽しみにしております♪