こんにちは!
せっかくスピーチをするなら聞き手に満足してもらえるように話したい!成功させたい!と思うものですよね。
実は相手に伝わる話し方にはある一定の決まった話の構成や型があり、それを元に話を組み立てていくと、いつでもスムーズにわかりやすく話をすることが出来るようになるのです。
そこで今回は「心に残るスピーチのコツはこれ!聞き手に届く話の型と構築方法」と題しまして、スピーチを成功させるために押さえておきたいコツと聞き手に届く話の型と構築方法をご紹介したいと思います。
心に残るスピーチのコツはこれ!
みなさんはスピーチでこんな悩みを持ったことはないでしょうか?
☑️話の内容がわかりずらかったと言われる・・
☑️時間内に話終わらないor時間が余ってしまう
☑️何を話しているのか途中からわからなくなってくる・・
私はずべて当てはまっていました。
台本を作って連取しているのに何を話しているのか途中からわからなくなったり、時間内に話終わらないこともしょっちゅうでした。。。
《私の残念な失敗話》
幼稚園教諭時代の行った1分間スピーチ。その日は週末行って楽しかった行楽の話をしました。
そこは遊ぶ広場だけではなくポニーに乗れたり、バーベキューができたり自転車に乗れたりとにかく広くて楽しい体験がたくさん出来る場所。
全て伝えたいと一生懸命話すのですが、途中から何について話しているかわからなくなり、時間が終わってしまいました・・
あとで同僚に聞いてみると色々あって楽しかったんだってことはわかったよ、と言われ場所の良さはほとんど伝えられませんでした。。
この悔しい経験から私はスピーチについて勉強し、スピーチが上手な人は何気なく話を進めているようで、実はきちんとコツを押さえて話をしていることがわかりました。
このコツを知って取り入れることで話がわからない、、と言われることが激変すると思いますのでぜひ参考にしてくださいね。
コツ①話のテーマを一つに絞る
最初に考えたいことは”このスピーチで自分は何を1番に伝えたいのか?”というテーマを一つに絞って決めることです。
話がわかりずらくなる1番の原因は話の内容がずれていってしまうから。
今日話すことをしっかり自分の中で決めておかないと、あれも伝えたい、これも言わなきゃとどんどん話が脱線してしまい聞いている方には何を言いたいのか伝わらない、わからない・・といったことが起こります。私はいつもこのパターンに陥って出口が見えないことが多かったです。
しっかり理解してほしいと思ったら、そして何より自分が何を話しているのか分からなくならないためには、一度にテーマは1つ、多くて2つくらいまでがベストです。
その方が聞き手にもしっかり内容が伝わり聞き手の満足度も高くなります。
コツ②言葉と内容をわかりやすくシンプルにする
大前提として多くの人たちは人の話を聞いていません。
これは自分で望んだ講演会などに行った時でも当てはまる法則で、人は《聞きたいことを聞きたいように聞いている》ことがほとんどなのです。
私はよくお友達と大好きな作家さんの講演会に参加していました。
同じ話を一緒に聞いたのにそれぞれ受け取り方が違ったり、理解が異なったりすることがよくありました。
私たちは自分の思考が及ぶ範囲の中で話を理解していて、全員に同じ理解を求めるのは難しいということを感じました。
ですから人前で話をする時はできるだけ多くの人が理解しやすい言葉を使って内容をわかりやすくシンプルにすることが大切なのだと思います。
基準は小学生でもわかる言葉と内容で話す。それを意識して言葉や内容を構築していくと多くの人に伝わる話を構成できるようになります。
コツ③経験談や例を話に取り入れる
私たち人間は頭でイメージ出来て初めて理解できます。
聞き手のイメージ力を高めるためには話し手の経験談やよくある事例などを入れると効果的です。
これは聞き手のイメージ力をあげるだけではなく、話し手への興味関心や親近感、共感にも繋がるため是非取り入れていただけると良いと思います。
聞き手に届く話の構築方法について
では次に具体的な話の構築する方法について見ていきたいと思います。文章を構成する方法には大きく分けて①三段階法②起承転結法の2つの方法があります。
その違いとお勧めの構築方法をご紹介したいと思います。
三段階法にも厳密には色々な型があります。自分が話しやすい基本の型を一つ持っておくといつでもそれに当てはめて話が組み立てられるので迷いも少なくスムーズに話すことが出来るようになっていきますね。
基本の型として私がおすすめなのは・・
《おすすめの三段階法》
・序論・・・テーマを明確に示してゴールをイメージできるよう話す。聞き手の興味関心をつかむ。
・本論・・・重要なポイントを強調し聞き手がわかりやすいよう経験談や事例を織り交ぜる。
・結論・・・テーマの確認とそこから伝えたかったこと、学びをまとめて話す。
例えば、先ほどの失敗談を三段階法に当てはめてみると・・
私は先日素晴らしい発見をしたのでお伝えします。(序論)
皆さんは〇〇に行ったことはありますか?先日私は行ってきたのですが、子供の頃行ったイメージでは広場中心の場所だったのですが久しぶりに訪れてびっくりしました。
なんと〇〇にポニーがいたのです!そして子供はポニーに乗って中をお散歩できる!大人だって楽しめます。サイクリングや釣りもできるところがあるんです。私は初めて釣りを体験しました。餌をつけるのが難しかったです。バーベキュー施設もありますが大人気なので予約をしていくのがおすすめです。残念ながら今回は入れずでした。(本論)
〇〇は大人も子供も楽しめる充実した場所に生まれ変わっていました。ぜひ機会があったら一度訪れて見てください。(結論)
このように三段階法を参考にしながら話しの型を組み立てて、小学生でも分かる言葉を意識して話を構成すると簡単でわかりやすく伝えられ良いと思いました。
まとめ
いかがでしたか?スピーチが成功するにはコツがあります。
それは①テーマを一つに絞って②言葉と内容はシンプルにわかりやすく③経験談やよくある事例を交えながら話すことです。
これらのコツを踏まえて、どんな場面でも対応しやすく分かりやすい三段階法を使いながら聞き手に届く話の構成方法を身につける参考にしてもらえれば嬉しいです。
今回はここまでになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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