立ち振る舞い

ボディーランゲージとは?押えておきたいポイントと取り入れ方法

こんにちは!

皆さんはボディーランゲージをご存知でしょうか?これは言葉の通り「身体」を用いた「言葉」のことを言います。

私たちは人前で話をする時、話している内容や思いを相手に「話し言葉」で伝えようとします。もちろん多くの情報は話し言葉から得ているのですが、実は聞き手は耳からだけではなく、目からも話の情報を聞き取っているのです。

ヨウコ
ヨウコ
言葉の通じない海外に行った時はあの手この手で相手にどうにか意思を伝えようと必死だったなぁ。
マコちゃん
マコちゃん
赤ちゃんにも言えるわ。言葉が通じなくても泣く・笑う・手足をバタバタさせるなどを使って気持ちを周りの大人に伝えてくれるよね。

このような例からも聞き手は言葉だけではなく、目からも情報を受け取っていることが想像できると思います。そこで今回は聞き手に伝わる話し方の一つである、ボディーランゲージについて種類や特徴、押さえておきたいポイントなどお伝えしたいと思います。

ボディーランゲージとは?種類と特徴を知ろう

一言にボディーランゲージといっても色々な種類があります。今回は人にポジティブな印象を与えるポジティブボディーランゲージと人にネガティブな印象を与えるネガティブボディーランゲージについて、いくつか例を挙げてご紹介したいと思います。

最初にポジティブランゲージを使って話している時の特徴についてお伝えします。こちらは名前の通り見ている人にポジティブな印象を与え、聞き手を惹きつける話し方で、私たちが取り入れたい話し方になります。話している時の特徴としては・・

ヨウコ
ヨウコ

・身振り手振りで興味を惹きつけ、身を乗り出し話をしている。
・アイコンタクトしながら話をしている。
・口角を上げ、笑顔で話をしている。

なんだか見ているだけで幸せな気持ちになるわ♪

では反対に人にネガティブな印象を与えるネガティブボディーランゲージの特徴についても見ていきましょう。こちらも意味は名前の通り人にネガティブな印象を与えるもので、私たちが反面教師として知っておきたい話し方になります。

ヨウコ
ヨウコ
・体をそらしたり、仁王立ちで話をする。
・腕や足を組み、目線を合わさず話をする。
・鼻や目、首の後ろや身体をこすったり掻いたりしながら話をする。

確かに・・なんだか気持ちがもやもやして早くその場を離れたい気持ちになるね。

これらは見ている相手に「怒っているのかな?」「どうしたんだろう?」といった不安や心配を当てる要因にもなります。人前で話すときだけに限らず、普段から気をつけたいことですね。

《私のボディーランゲージ体験談》

学生時代アルバイトで幼稚園の放課後お預かりをしていました。担当していたのは5園ほど。毎回最初に担当の先生に注意点や部屋の使い方など教わるのですが、担当してくれる方によって印象が全然違うのです。

ある園の先生は素敵な笑顔でおもちゃはここです、トイレはあちらです、と言った案内も声だけではなく手で示してくれたり、「子どもたち楽しみにしてますのでお願いしますね!」といった声かえけもしてくれて子供への愛情を感じました。

反対に仁王立で腕を組み、おもちゃはここ、トイレはあっちです。と事務的に案内され、めんどくさがっているように伝わってくる、そんな園の先生も。。同じことを伝えるのでも、態度や仕草でこんなに印象が違うんだと思いました。

私はこの一件をきっかけに、それまであまり深く考えず、立ちながら腕を組んだり座っていると足を組んでいた自分に気がつき、自分では気付かず人に不快な印象を与えることがあるのだと感じ、話すときの姿勢を意識するようになりました。

押さえておきたいポイントと取り入れ方法

次に私たちが取り入れたいポジティブランゲージの上手な取り入れ方についてご紹介したいと思います。私たち人間は安心感を求める生き物です。ですから慣れない環境やいつもと違ったことには防衛反応が働き緊張します。

それを踏まえた上で、私たちが安心するのはどんな時だろう?相手がどんな状態で話しかけてくれたら安心するかしら?と言う目線で考え、事前に心がけると良いことや理解しておくと良いことを整理しておくと、ポジティブランゲージを話しの中にうまくて取り入れられると思います。具体的には・・

①とにかく笑顔!笑顔を意識して話す。
②伝えたい想いを明確にしておく。
③自分の癖を事前に理解しておく。
④相手に良い印象を与える動きを理解しておく。

①これは鉄板!笑顔は人を安心させます。鏡に向かって笑顔の練習をするのもおすすめです。鏡の中の自分の鼻のあたりを見ながら口角をグッとあげて微笑む自分をインプットすると良いですね。
②今回の話で伝えたい想いを明確にしておくと、話す時その気持ちが溢れてきます。伝えたい想いが大きければ大きいほど、ポジティブなボディーランゲージが自然とは出るので、自分は何を相手に伝えたいか?を明確にしておくことは大切です。

③人には自分では気がつかない癖があるものです。私は会話の途中に「そっかそっかー」と言う癖があります。この癖は人から言われて初めて気がついたものです。癖が悪いわけではないのですが、その癖が相手にネガティブな印象を与えている場合もあるものです。

例えば自分では気がつかず、相手の話を腕組みして聞いているとか、貧乏ゆすりしながら話しているとか・・案外気がつかないものです。身近な人に1度聞いて見たり、自分で自分を振り返ってみると良いと思います。事前に自分の癖を知っていると、気をつけようと意識できるのでネガティブなボディーランゲージを避けることができるのです。

④どんな動きが相手を安心させるのか?頭に入れ意識し、実践することで少しずつポジティブランゲージが身についていきます。まずは意識することからです♪

《子供はボディーランゲージ使いの天才と感じた件》

先日、娘のクラスに短期留学でアメリカ人の女の子がきました。彼女はほとんど日本語は話せないようなのですが、ほとんど英語の話せない娘ですが仲良くなったそうです。
その時の会話はこんな感じです。

私:「アメリカ人の子とどうやってお友達になったの?」
娘:「えー普通に挨拶して、何好き?って聞いたり遊びに誘ったりして〜」
私:「え!言葉通じたの?言ってること分かった?」
娘:「なんとなく。笑顔だしグッドしてたから好きなんだなって分かったよ!」

私たち大人は言葉に自信がないとなかなか積極的に行動できないと思います。言葉の縛りがない子供はボディーランゲージ使いの天才だなと思いました。

まとめ

いかがでしたか?今回はボディーランゲージは話の伝わりやすさを倍増させると言うことについてご紹介させていただきました。

人は話し言葉だけではなく、ボディーランゲージからも話を理解しているのです。そして使うのはポジティブな印象を聞き手に与えるポジティブランゲージ!です!押さえておきたいポイントをしっかり理解して相手と仲良くなったり、良い印象を与えながら話せるようポジティブランゲージをうまく取り入れて行きたいですね。この記事が少しでもお役立ていただけると嬉しいです。

では今回はここまでになります。最後までお読みいただきありがとうございました。次回も話し上手になるブログでお会いできるのを楽しみにしております♪