立ち振る舞い

話ベタな人でも人に好かれて好意的に話を聞いてもらえるコツ

こんにちは!話を聞いてもらえる人は話し方が上手だから、私は話し下手だから仕方ないと諦めている方はいませんか?私は長年人前で話すことが苦手だったので同じように思っていました。しかしそうではなかったのです!話し下手でも人から好かれて好意的に話を聞いてもらえるコツがあることが分かりました。

そこで今回は話し下手な人でも人に好かれて好意的に話を聞いてもらうために知っておきたいコツについてご紹介したいと思います。話し下手な人必見です。

人に好かれる人ってどんな人?

まず大前提として私たちは全員に好かれることはできません。これはイタリアの経済学者であるヴィルフレド・パレートが発見した法則(パレートの法則)として世に発表されている事実で、人は誰でも2割の人には何をしてもしなくても好かれ、6割の人には普通か嫌いではないと思われ、残り2割の人には何をしようとしまいと嫌われるというものです。

これを踏まえて、話し手は6割(普通もしくは嫌いではないと思っている人)に好かれる努力をすることがとても大切です。

なぜなら、人は嫌だと思っている相手には強く当たってしまう心理的傾向があるからです。もしも6割の人が何をしても嫌われる2割の人寄りになった状態で話をしたら、場の雰囲気も悪くなりますし、ましてや意地悪な質問でもされたら話し下手な人は到底言い返すことは出来ませんよね。

《私が体験した人に嫌悪感を持った瞬間》

学生時代の知り合いに人から共感されにくい人がいました。彼女を苦手という人になぜか理由を聞くと彼女は”いつも自分が正しいと思っている”とか”トゲトゲした言い方できつい”と言った言葉が多く聞かれました。

そんな彼女の発表日。決して自分本位な事ばかりではなく素晴らしい意見も沢山あったのですが、嫌だと思っている人の嫌悪感と”また偉そうに言ってる”そんな思いが場の空気を濁らせ、合わせるように彼女の口調はどんどん強く上からの物言いに変わっていきました。その様子に私も彼女の意見に共感することができなくなったのを覚えています。好きでも嫌いでもなかった彼女に少し嫌悪感を持った瞬間でした。

この例はどちらでもない6割の人に嫌だと思われ、思いがうまく伝わらなかった例だと思います。少し気をつければ、6割の人に嫌がられず思いが伝わり素晴らしい発表になったのになぁと残念に思いました。

このようなことにはならないよう、まずは多くの人から好かれる人はどんな人なのか?を知って6割の人を取り込む参考にしていきましょう。

《一般的に人から好かれる人の例》

✅ 気配りが出来る人

✅ いつも謙虚な人

✅ 物腰が優しく穏やかな人

例えば職場などでも地位や年齢に関係なく柔らかな物腰の振る舞いをしている人や相手を気にかけ行動できる人、高飛車な態度は慎み常に相手を立てる姿勢の人には誰しも好感が持てるものです。彼らは態度や雰囲気が穏やかで優しく謙虚で気配り上手なのです。

また、人は不思議なもので、あまりに話のテクニックがありすぎる人を敬遠する傾向があります。なんたなく近寄りがたい、上から言われている感じがする、そんな理由からかもしれません。

そして逆に素人くさい、危なっかしい人にはなんとなく親しみが湧き応援したくなる場合も多いのです。大切なのは聞いてくれる相手に感謝し、穏やかに明るい気持ちで話をすることなのだと思います。

人から好かれて好意的に話を聞いてもらえるコツ

多くの人が共感してくれるコツを理解できたら、次に話し下手でも人から好かれて好意的に話を聞いてもらえるコツを押さえていきましょう。ここでとても重要なことをお伝えします。実は私たち人間は好かれようと意識すればするほど相手に嫌われてしまうものなのです!

例えば多くの人から好かれる人の特徴は、気配りができていつも謙虚で物腰の優しく穏やかな人だから私もそうしなければ!と意識して本当は思ってもいないのに相手の意見に合わせて見たり、いつもはしない手伝いを急にして見たり・・好かれようという意識で行動すればするほど行動はわざとらしくなり、相手は不快や不信感を持ち逆に嫌がられてしまうのです。こうなると6割(普通もしくは嫌いではないと思っている人)に好かれることは難しくなり、自ずと好意的に話も聞いてもらいにくくなってしまいます。

マコちゃん
マコちゃん
えー!じゃーどうしたら6割の人に好感を持ってもらえるようになるの・・
ヨウコ
ヨウコ
心配しないで大丈夫!好かれようと意識するのではなくて、自分がされたら嬉しいことを意識すればいいのよ。

6割の人に好かれて味方になってもらうには、好かれようと意識して行動するのではなく自分がされたら嬉しいことは何かな?自分が聞き手だったらどんな風に相手が話していたら応援したくなるかな?ということを考えて行動することが大切なのです。

《私が相手を応援したくなったエピソード》

友人Yと駅のホームに向かっている時、ベビーカー片手に赤ちゃんを抱っこするママに遭遇しました。Yは「ベビーカー持ちますよ」と声をかけホームの上までベビーカーを運んでいきました。「すごいね、私恥ずかしくて声かけられないよ!」というと「自分が子供が小さかった時、欲しかった手助けなんだよね。だからできる時には迷わず声をかけるようにしているの。断れるても自分は言えて満足だし」と話してくれました。彼女のすることを応援していきたいと思った心の残るエピソードです。

意識を相手に向けるのではなく自分に向けることで、より具体的に気持ちも想像できますし、行動もスムーズで自然に出来るようになるものなのだと思います。そんな思いと行動を積み重ねていくことで、気がついたら多くの人に好感を持ってもらえたり、相手を思いやれる自分になっているのだと思うのです。そんな私になれれば、たとえ話が下手でも聞き手の心を掴み思いは伝わるものなのです。

大切なポイント

人に好かれようと意識するのではなく、大切なのは自分がされて嬉しいこと、自分が応援したくなる姿勢や態度を意識して行動すること。

まとめ

いかがでしたか?私たちが話を聞きている時、話の内容だけではなく無意識のうちに相手の態度や姿勢からも相手の思いや話したいことを感じ取っています。

それは話し手がどれだけ聞き手に寄り添い相手に分かるよう思いを伝えようとしているか?相手の喜ぶことや相手が価値を感じることを考えて伝えようとしているのか?を一緒に感じ取っているからなのです。

ですから、話し下手な人であっても聞き手を思い相手が喜び価値を感じてくれることを意識して誠実に話をしていけば、たとえ途中で言葉が詰まったとしてもその態度や姿勢から好意的に話を聞いてもらうことは可能なのです。それには自分が言われて嬉しいこと、応援したくなることを意識すると良いのですね。

今回は話ベタな人でも人に好かれて好意的に話を聞いてもらえるコツをお伝えしました。この記事が話し下手な人のお役に立てると嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。ではまた次回も話し上手になるブログでお会いできるのを楽しみにしております♪